『京料理とフレンチ 美味なる出会い』に参加してきました!

コース   午後6時  『木乃婦』  一夜限りの夢のコラボレーションが実現!

  今回のイベントは、木乃婦三代目橋拓児さんと、フランス・ボルドー地方の2ッ星レストラン「シャトー・コルディアン・バージュ」のグランシェフ ティエリーマルクスさんの饗宴

贅沢な日仏の食材を使ったスペシャリテ(特別料理・名物料理)です。
 


17時30分〜受付開始。

玄関に足を踏み入れた瞬間から、すでにこのイベントは始まっています。まず最初に目に飛び込んできたのは、色とりどりのお花で「日本とフランス」の共演を演出した美しいしつらい!
こういったおもてなしはすごく嬉しいですね。
気分もさらに高まります。

お部屋は以前の夏のプラン「洛中のお酒を料亭で楽しむ」と同じお部屋。
今日はフレンチということで、畳に絨毯がひかれ、洋風に早変わりです。
和室でいただくフレンチは、すごく「粋」に感じられます。


午後6時。イベントスタート!

司会の方による、マルクスさん、橋さんの紹介からイベントがスタートです。
お二人の経歴の紹介が終わると、いよいよご本人達の登場です!

まずは橋さんから、担当された料理の説明をしていただきます。
メニューは前もって各席に用意されていますので、
そちらを見ながら説明を聞きます。

メニューはこちら。

透明のシートにメニューとお二人のサインが印刷されています。
その下にクリーム色の紙が重ねてあって、サインやメニューの影がうっすらと浮ぶ仕組み。橋さんのアイデアとか。おしゃれですよね〜

橋さんにつづいてマルクス氏の説明です。
もちろんフランス語。通訳の方を通して、説明を伺います。
マルクス氏曰く「『温度』『食感』を大事にした素材を生かした料理」とのこと。特に温度にはかなりこだわって作られたようですよ。

では早速頂いた料理の紹介です。
※以下メニュー横の【M】はマルクス氏、【T】は橋氏のお料理です

■一品目

イカの赤ピーマンのカネロニ風 ・・・M
蛍烏賊の木の芽田楽 
・・・T
※カネロニとは大きな筒状のパスタのこと

茶色の揚げせんのようなものは、ブタの皮を揚げたもの。
パリッ、モチッとした食感がおもしろい!
右のふわふわのメレンゲは酸味がきいたソース。イカのカネロニ風は、そのままだと日本料理のような味なんですが、このソースをつけると、いきなりフレンチに変わります!この味の変化が楽しいです。また、イカを巻いてある鮮やかな赤色ですが、この色を出すのが難しいそうです。(一見赤ピーマンを巻いているように見えますがそうではありません!)
蛍烏賊の木の芽田楽は、言うことなしの美味しさ。蛍烏賊がもっちりしていて、すごく存在感を感じました。

【ワイン】
Champague Prelude Grand Cru
シャンパーニュ テタンジュ プレリュード


香りがすごく豊潤なシャンパンです。その後のキレもまたよいです。
(※今回用意されたワインはどれも、シャンパーニュ地方の高級ワインだそうです!)

■二品目

帆立貝のゼリー寄せ キャビア ・・・M

上にのったふわふわのメレンゲソースは、出汁の効いたソース。少し塩気がきつく感じましたが、このしょっぱい加減がワインとよく合います。
帆立とゼリーは想像していた以上に弾力のある歯ごたえ。意外性が楽しいです。

【ワイン】
2004 Meursault 1er cru Goutte d'or
ムルソー プルミエ クリュ グッド ドール


今回の出されるワイン。赤は一種。今回は白ワインに合うお食事が多いようです。

■三品目

ふわふわ丸吸 茴香風味 ・・・T
*茴香(ういきょう)

「丸吸」の丸って何かご存知ですか?
他に「丸鍋」とかありますが、この「丸」とは「すっぽん」のことを言うそうです。少し黒くみえる部分がすっぽん。見た目がちょっと・・・、と思われる方も、こんなふうになると食べやすいですね。

【ワイン】
2005 Corton Charlemagne Grang Cru MG
コルトン シャルルマーニュ マグナム

ワインの「MG(マグナム)」というのは、通常より大きいボトルを指します。大きいビンになると割安のイメージがありますが、ワインは逆!
ワインは大きいビンになる程、熟成がゆっくり進むので、より価値が上がるそうです。

■四品目

ひらめの低温調理 野菜と海苔のミルフィーユ ・・・M

こちらのひらめ。なんと52度の低温で調理されたとのこと。
ひらめの表面の色(虹色のような色です)をきれいに出すには、この「52度」という温度が大事なようです。また食感も絶妙のふわふわ加減!ひらめ自身の味が余すことなく出ている感じです。
この料理はマルクスさんの料理ですが、まるで日本料理のようでした!

■五品目

伊勢海老と雲丹の百合根すり流し ・・・T

春らしい一品です。
そらまめの緑。うにのオレンジ。桜のピンク。まずは色で楽しみます。
個人的には、この「うに」がすごく美味しかった。。。。
うにが周りの何にも負けてないくらい味が濃い!
この下にプリップリの伊勢海老が潜んでいて、小さい器に楽しみが満載です。

【ワイン】
1997 Pommard 1er cru Bertin
ポマール プルミエ クリュ ベルタン


ここで赤ワインの登場です。
ワインは軽いものからだんだん重くするほうが美味しく味わえるとのことです。

■六品目

円錐形の地鶏 根セロリのスムール仕立て ・・・M

こちらの料理はまずは目でビックリ!
予想以上に高さがあって驚かされます。そしてこの緑はほうれん草とパン粉の粉がまぶしてあります。下のソースはお出汁。なのでソースというよりスープをかけた感じです。
そして隣の器が根セロリのスムール仕立て。桜の器が綺麗です。
こちらの根セロリを地鶏に付けて食べると、より一層フレンチ感が増します。

■七品目

鳥貝と筍のお焦げご飯 春菜 ・・・T

この季節、筍ご飯はよく頂きますがこういったのは初めて!筍ご飯の中にお焦げがプチプチと混ざっていて、歯ごたえが楽しく、また香ばしくてすごく美味しいです。旬の食材同志の相性もバツグン。もう少し食べたい!と思う一品です。

■八品目

球形チョコレート ・・・M

丸いチョコの中には濃厚なムース(?)がたっぷり!これだけ食べた後なのに、ペロリ。美味しいです!
スプーンの上には、チョコのゼリー風?。食感はなんかダークチェリーのようなプチッ、グニュといった感じで面白い!

■九品目

抹茶とフランボワーズのプチケーキ ・・・T
山葵(わさび)風味のマカロン
王林の再構築
黒胡麻のフィナンシェ

これらの盛り合わせ。洋風のお菓子がこんな器に盛られるのは新鮮!
山葵風味のマカロン。どんなお味かちょっと不安だったのですが、かなり美味しいです。甘さと香ばしさが合さった生地の最後にほんのりと山葵の風味が残る感じでした。

 

※今回は参加者の方からコメントを頂きました!

Aさん(女性)

「京都らしい時の流れの中で、マルクス氏と橋氏のお料理を楽しみ、おいしいワインもたくさんいただき、素敵な時間を過ごせました。
フレンチが限りなく日本料理に近くなってきているのか、まったく違和感のないメニューの流れには感動!
温度と食感を楽しむ料理とのコメントどうり、プルンとした食感やとろけそうでとろけない不思議な感触もおもしろかったです。
初めてお会いする方々とも食卓を囲むことで、話が弾み楽しい輪ができました。
こんなコラボレーションができるのも、京都ならでは楽しみ方だと実感いたしました。 」


Bさん(男性)

「フレンチとワインは定番ですが、京料理にもワインがよく合うんですね。
見た目にも楽しい料理ばかりで、口の中に広がる上品な味わいとワインの酸味が絶妙のバランスでした。
デザートも最高においしかったし、次回があれば絶対A参加したいです!!」

参加者の方のご意見にもあるように、とにかく楽しいお食事でした。
見た目で楽しみ、、食感で楽しみ、そしてもちろん味で楽しみ
・・・
そして、こういったイベントならではの参加者のみなさんとの交流もあって、お話も楽しませていただきました。

最後は橋さん、マルクスさんと記念写真!

すてきなお食事をありがとうございました!


(取材レポート/加藤夕香子)